[PR]テレビ番組表
今夜の番組チェック

映写室キネマ大正




大正活動写真事情
大正時代に入ると活動写真は広く国民に流行し、
それに伴って従来の無声映画から発生映画(トーキー)へ成長を遂げていきます。

従来の無声映画というものは、無声映画という名前の通、
音声はなく、BGMは其の場で演奏され、活動写真弁士が科白やナレーションを入れ、劇中歌も其の場で歌われていました。
其の為、都会の大きな活動写真館などでは一流の弁士や、演奏、歌手がついている館があるかと思うと、
弁士や演奏家も一流とは云い難く、下手をすると写真館の職員が演じている場合もありました。

そこで登場したのが発生映画、所謂トーキーでした。
然し、此れも初期の段階においては今のようにフイルムに音を焼き付けるという物ではなく、
フイルムの映写に合わせてレコードをかける(ヴァイタホン法式)でした。
我国でも、大正4年頃、日本キネトフォンと言う会社が作成していました。
但し、当時の蓄音機や映写機は手回し式であったことや、レコードの録音時間が3分足らずだったこと、
フイルムが焼けきれて短くなってしまったり、レコードに傷がついて針が飛んでしまうなどというような原因で、
なかなか、フイルムにあわせることが出来ず、評判が宜しくなかった為この会社も1年程でつぶれてしまったそうです。

亦近年では、我国でも大正末期にはカラーフイルムを使った撮影が始まって居たという事がわかっています。(NHK情報)

パテベビー9.5mmについて

大正活動写真帖
公開日・場所題名
種別
作成会社名
出演者等あらすじ
大正3年8月1日
浅草日本館
『カチューシャの唄』
発生映画
原作/トルストイ
大正6年 月 日
『毒草』
無声映画・日活他2社競作
 
原作 毒草
(大毎、東日連載の新聞小説)
大正6年 月 日
『大尉の娘』
無声映画
 
監督/井上正夫
主演/井上正夫
大正6年 月 日
『生ける屍』
無声映画
 
大正6年 月 日
『生の輝き』
無声映画
 
大正6年 月 日
『深山の乙女』
無声映画
 
大正6年 月 日
『寒椿』
無声映画
 
主演/水谷八重子
大正7年4月12日
浅草オペラ館
『金色夜叉』
無声映画
日活映画
間貫一/佐藤秀夫
鴫沢宮/衣笠貞之助(女形)

原作/尾崎紅葉
主人公貫一と下宿先のお宮とは誰もが羨む相思相愛の許婚であった。
然し、宮は両親の進める金持ちの富山のもとに嫁いでしまい、
貫一は熱海で宮に別れを告げると何処となく去っていった・・・
大正8年 月 日
『イントレランス』
洋画
 
監督/グリフィス
大正9年12月31日
赤坂葵館
『朝日さす前』
無声映画
日活向島
森栄次郎
劇中歌/中山愛子
酒井米子
新井淳
林幹

監督/田中栄三
大正9年 月 日
『島の女』
無声映画
松竹蒲田
川田芳子

監督/木村錦花
カメラ/ヘンリー小谷
大正9年 月 日
『アマチュア倶楽部』
無声映画
大活
葉山三千子

監督/トーマス栗原
原作/谷崎潤一郎
大正9年3月 日
『金剛太郎豪遊伝』
無声映画
松之助
大正9年 月 日
『世界の心』
洋画
 
監督/グリフィス
大正10年 月 日
カーネギーホール(紐育)
『キッド』
無声映画・洋画
 
浮浪者チャーリー/
チャールズ・チャップリン
捨て子キッド/
ジャッキー・クーガン

監督・脚本/
チャールズ・チャップリン
貧しい女が捨てた赤子キッド、そして彼を拾ったチャーリー。
チャーリーはを捨てることが出来ずともに生活することに。
5年後成長したキッドと二人でガラス屋を始めたのだが・・・
大正10年 月 日
『怪傑児雷也』
無声映画
大活
児雷也/尾上松之助

監督/牧野省三
元豊臣家の臣の家に生まれた児雷也が、
切支丹伴天連の妖術を駆使して、
悪徳商人らを懲らしめる。
大正10年 月 日
『カリガリ博士』
無声映画・洋画
 
監督/
ロベルト・ビーネ
欧州のある町の祭りに現れたカリガリ博士、
博士は夢遊病者を不思議な出し物、
そして町に次々と巻き起こる連続殺人・・・
大正10年 月 日
『路上の霊魂』
無声映画
 
小山内薫
大正10年 月 日
『寒椿』
無声映画
 
井上正夫
大正10年 月 日
『蛇性の淫』
無声映画
 
岡田時彦
大正10年 月 日
『怪傑ゾロ』
無声映画・洋画
 
ダグラス・フェアバンクス
大正12年1月8日
麻布松竹館
『船頭小唄』
無声映画
松竹映画
栗島すみ子
岩田祐吉

監督/池田義信
台本/伊藤大輔
大正13年1月7日〜
      4月4日
『燃ゆる渦巻第一篇〜第五篇』
日活京都
監督/池田富保
出演/大谷鬼若(近藤勇)
中村仙之助(土方歳三)
嵐王王松朗(芹沢鴨)
大正13年8月14日
大阪芦辺劇場
『籠の鳥』

無生映画
帝キネ映画
沢蘭子
歌川八重子
里見明
松本泰輔
大森勝美

原作/松屋春翆
監督/松本栄一
脚色/佃血秋
親の許さぬ男性に恋し焦がれる女の心は・・・
大正13年10月23日
大阪
『恋慕小唄』

東亜映画
関操
島田嘉七
絵島千歌子
小明肇

監督/山本嘉次郎
両親の反対する女性と結婚した男は、
駆落ちして小豆島で暮らすこととなった。
数年後、島を訪ねた友人に父親が危篤との知らせを受けて・・・
大正13年 月 日
 
『国定忠治』

 
澤田正二郎

監督/牧野省三
大正13年 月 日
 
『用心無用』
洋画
 
ハロルド・ロイド

監督/
フレッド・ニューメイヤー
サム・テイラー
恋人に身分を偽った主人公は、
つじつまあわせにてんてこ舞い。
大正13年12月25日
『女人地獄』
(鞍馬天狗)
帝キネ小阪
監督/長尾史録
脚色/鈴木楠緒
出演/市川延笑(鞍馬天狗)
坂東豊昇(近藤勇)
大正14年春
『大地は微笑む』

松竹、日活、東亜など
原作募集/朝日新聞

劇中歌
『クック・コックの歌』
作詞/北原白秋
作曲/中山晋平
大正14年8月 日
『文化病』

松竹
島津保次郎流行の文化コマーシャリズムを風刺した喜劇。

主人公は一見新しいが中身は古い家に住み、
ラジヲを持ってるフリをしてアンテナを立て、
流行の銀ブラをしたとて目を廻してしまう・・・
大正14年9月15日
『鞍馬天狗第一篇』
日活第一部
監督/高橋寿康
脚本/林義子
出演/尾上松之助(鞍馬天狗)
中村仙之助(黒姫の吉兵衛)
松王王松朗(近藤勇)




フロアに戻る